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苔おじさんのリベルテ通信

NPO法人リベルテの日々を苔おじさんと呼ばれている代表がつづります。

あらためまして

いつもたいへんお世話になっております。
はじめましての方、はじめまして。
リベルテの代表で、スタジオライトの施設長をしている武捨和貴(むしゃかずたか)です。
改めまして、どうぞよろしくおねがいします。

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この通信のタイトルにもある「苔おじさん」とはぼくのこと。
施設の前を通学路として通る子どもたちに(こっそり)呼ばれています。
どうしてかと言うと、ぼくのヒゲが苔に似ているから…ではなく、どうやら路上の苔を採取しているところを目撃したようで、この名前を頂きました。
こういう躊躇のないストレートなネーミングを思いつく「子ども」は本当に天才ですね。
(すごく)気に入っています。


この通信は、リベルテの運営するスタジオライトのメンバーとそのご家族向けの通信を、こうしてウェブ用に構成した文書です。
日頃のNPO法人リベルテの活動とスタジオライトを福祉サービスとして利用しているメンバーの取り組みを、メンバー本人はもちろん家族や友人などにお知らせできるようにと、始めることにしました。


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NPO法人リベルテは2013年4月に前職の上司や仲間、友人に手伝ってもらい立ち上げました。
もうすぐ設立して3年が経ちますが、日々のメンバーとの楽しい時間や、やらなければならない仕事…が沢山あることを言い訳(汗)に、活動や仕事、取り組みをNPO法人の会員さんやメンバー、その家族や友人に向けてリベルテについてお知らせできていませんでした。
リベルテの活動や、スタジオライト日々の様子はもちろん、もっと具体的に、ぼくらが施設を利用されている人たちのことをどうして「利用者」ではなく「メンバー」と呼ぶのか、そもそも「リベルテ」ってどんな意味なの?など、そういうこともふくめて伝えることから始めてみたいと思います。
そして、それは法人と施設の代表をしているぼくの仕事でもあります。

この文章は、ブログでの掲載と、メンバーとその家族や友だち向けに印刷したものの二通りで発信して行きます。
ブログの方は多少ウェブ用に構成して掲載していきたいと思います。

施設でどんなことをしているか、リベルテではどんなことが起る場所なのか。
リベルテはスタジオライトもギャラリーグリーンも、いつも笑顔があり、真剣だったり、ふざけていたり、「コレ〜」(※方言で「こら」の意味)と怒っている人に笑いながらもやさしくフォローしている人がいたり。
そして、ありえないことが沢山起こったりします。
例えば、「あの〜、施設長さんはどちらですか?」と見学に来ていた養護学校の先生が、メンバーと一緒にいるぼくを発見できないこともありました。他には、たまたまスタジオライトの体験している時にラジオの取材を受け、正式なメンバーとして初めて描き上げた絵が新聞に掲載され、そしてその2年後には美術館に展示が実現しました。
最近は、メンバーがウーパールーパーを持って来て飼い始め、アイドルの座を獲得していたり。。。(そういうことが起こるとぼくは、うれしくなってしまいます。)

そうした出来事をできるだけ、文章にしてお知らせしていけるようにと考えています。
月1〜2回程度の間隔(ウェブ版の方はもう少し頻回に)で、リベルテのこと、日々の中で感じたこと、メンバー同士、スタッフとの会話、地域の出来事など、ぼくが感じたことを書いていきたいと思います。
きっと、平易でくだけた表現も多くなるでしょう。
え?そんなこと知らないの?それ言っていいの!?とか、頼りないな―…とか、代表がそんなことで良いのカー!と怒られてしまうこともあるかもしれません。
だけど、リベルテの日々の空気感を感じてもらい、メンバーとスタッフの地域や社会への働きかけに共感と応援してもらうためにも、正直に書いていきたいと思います。
ぼくが言いたいことを書くための媒体ではなく、ぼくを通してリベルテのことを少しでも知ってもらえるような機会にしたいと思います。
障害があることが間違っているかのような社会や地域、そしてそういう人間関係もリベルテが目指すところではありません。
そういうことをつくづく考えていくと、極端に人や自分を傷つけるために行うような表現や行為でなければ、寛容な関係や一緒にいれる場や仕組みをつくっていくことが、ぼくらリベルテの仕事です。
ぼくの弟は精神障害がありますが、当事者の家族としてもスタッフとしても街に暮らす市民としても、楽しいことや面白いこと、切なさや苦労や充実も、取り組む仕事や活動、そして何もしなくても一緒にいれる時間や場を通して、メンバーシップを街へ、新しい関係に、自分の想定外の可能性へと広げられるようにしていきたいです。
こんなリベルテ(の代表)ですが、あらためてまして、どうぞよろしくおねがいします。